| 語彙 |
内容 |
| AR |
Anti-Reflectionの略。反射防止の意。 |
| ARAS |
アンチリフレクション・アンチスタティック(Anti-reflection / Anti-static)の略。反射防止・帯電防止機能を意味する。 |
| LR |
Low-Reflectionの略。低反射の意。一般的に反射率1%程度の反射防止を指す。 |
| AG |
アンチグレア(Anti-glare)の略。防眩ともいう。ぎらつき防止を意味する。 |
| クリア |
AGと比較して、光沢のある平滑なディスプレイ表面を表す。「クリアLR」などと使用される。 |
| ハードコート |
基材に硬度を持たせるために形成する層。多くの場合、熱もしくは光硬化樹脂が用いられる。 |
| 耐指紋性 |
指紋汚れの付着による外観低下を抑制する機能。 |
| 書味 |
ペン入力における筆記感。 |
| 基材 |
機能性コーティングを行なうフィルム。 |
| 原反 |
機能性コーティングを行なうフィルム。加工前のフィルム原料を指す。 |
| PET |
ポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephtalate)の略。飲料用ボトルや食品包装袋にも使用されている。 |
| TAC |
トリアセチルセルロース(Triacetylcellulose)の略。写真用フィルムやセル画にも使用されている。 |
| アクリル樹脂 |
メタクリル酸メチル重合体、もしくは共重合体の総称。透明性が高く、ガラスに比べて軽量のため、多くの用途に使用される。 |
| 粘着層 |
粘着剤を塗布して形成した層。機能フィルムの場合は機能層の逆面に形成される。 |
| 正反射率 |
界面で反射された波(光)の強度の入射波(光)強度に対する比または百分率。単に反射率ともいう。 |
| 反射スペクトル |
可視光の各波長での反射率図。 |
| 最小反射率 |
可視光を反射したとき、特定波長で最小値がある場合の反射率の値。 |
| 視感度 |
明るさの感度とエネルギーの関係を示すもので、波長を変えて同一明るさに見えるそれぞれの光の放射エネルギーの逆数。 |
| 視感度反射率 |
可視光の各波長の反射率を視感度により校正し、平均した反射率の値。 |
| 表面反射率 |
平らな物体の表面に平行光線が入射したときの正反射光のエネルギーと入射光のエネルギーとの比。 |
| 透過率 |
物質層を通して光が透過するとき、可視光または特定波長の入射光に対する透過光の強度の比。 |
| NIRA |
近赤外線遮蔽(Near Infra-Red Adsorption)の略。 |
| 近赤外線 |
波長800~1100nm付近の光。家電のリモコンに使用される。PDPパネルから発光するため、遮蔽する必要がある。 |
| ヘイズ |
入射光のうち、平行光線透過率と拡散光線透過率の比。一般的にヘイズが大きくなると白っぽくぼやけて見える。 |
| 耐擦傷性 |
物体表面の傷のつきにくさの指標。スチールウールなどにより一定の荷重で擦り、表面の傷つきを評価する方法が用いられる。 |
| 鉛筆硬度 |
物体表面の硬度の指標。鉛筆に一定荷重をかけて擦り、表面の傷つきを評価する。結果は傷のつかない鉛筆の芯の規格(HBなど)で示す。 |
| 耐磨耗性 |
物体表面の傷のつきにくさの指標。布、ティッシュペーパーなどにより一定の荷重で、表面の傷つきを評価する方法が用いられる。 |
| 密着性 |
被覆膜と被着体の付着の度合いを示す指標。碁盤目剥離試験などで評価する。 |
| 防汚性 |
物体表面の汚れのつきにくさ。定量的に評価するのは難しい。 |
| 静・動摩擦係数 |
2つの物体が接している時、接触面に作用する摩擦力と圧力の比。運動の開始を妨げるものを静摩擦、運動中に生ずる抵抗を動摩擦という。 |
| マルテンス硬度 |
試験荷重が負荷された状態で測定される硬さであり、負荷増加時の荷重-押込み深さ曲線の値から求められる。 |
| 耐熱性 |
高温加熱時における物体の安定性。 |
| 耐湿性 |
加湿時における物体の安定性。耐湿熱性と同意で用いられることが多い。 |
| 耐寒性 |
低温加熱時における物体の安定性。 |
| 耐光性 |
物体の光、特に紫外線に対する耐久性。キセノンランプにより加速試験で評価される場合が多い。 |
| キセノンアーク |
耐光性促進試験の一つ。自然光に近い光のキセノンランプにより促進を行う。 |
| 耐湿熱性 |
加熱加湿時における物体の安定性。耐湿性と同意で用いられることが多い。 |
| 帯電性 |
物体の電荷の帯びやすさ。 |
| 帯電防止機能 |
物体に静電気が蓄積するのを抑える機能。これにより埃が付着しにくくなる。 |
| 耐薬品性 |
物体の薬品に対する耐久性。 |
| ヒートサイクル |
定期的な温度変化を模した試験。高温⇔低温環境変化を交互にくり返す。 |
| ヒートショック |
急激な温度変化を模した試験。急激な高温⇔低温環境変化を交互にくり返す。 |
| きょう雑物測定図表 |
政府刊行物の一つ。さまざまな面積の図形を示したフィルム。 |
| 擬似指紋液 |
指紋を模し、耐指紋性の定量評価を行うために用いる液。オレイン酸/オリーブ油/ホホバ油/スクアレン = 6.1/29.3/47.5/17.1
wt%で配合したもの等。 |
| CRT |
カソードレイチューブ(Cathode ray tube)の略。一般的にはブラウン管ともいわれている。 |
| LCD |
液晶ディスプレイ(Liquid crystal disply)の略。ノートパソコンの表示部などがこれにあたる。 |
| PDP |
プラズマディスプレイパネル(Plasma display panel)の略。壁掛けTVとして最も注目される表示部材。 |
| EL |
(Electro Luminescence)の略。薄膜発光体に電圧をかけて発光させるディスプレイ。使用する発光体により無機EL、有機ELに分類される。 |
| FED |
電界放出ディスプレイ(Field Emission Display)の略。画素毎に蛍光体と電子発生源を持つ。 |
| SED |
表面伝導型電子放出素子ディスプレイ(Surface-conduction Electron-emitter Display)の略。FEDの一種。 |
| 自発光 |
自ら光を出すディスプレイ。LCDは自発光でなく、別に光源が必要となる。 |
| 偏光板 |
光から一定方向の振動の光を透過させる膜。LCDに使用され、表面にはAGやARなどの処理がなされる。 |
| フィルター |
ディスプレイから発生する光、電磁波などを選択し、透過・遮蔽するための部品。 |
| タッチパネル |
ディスプレイ表面に触れることで信号を入力するデバイスの総称。抵抗膜式、赤外線式、静電容量式など、多くの方式がある。 |
| 抵抗膜式 |
タッチパネルの方式の一種で、透明電極を使用する方式。 |
| ペン入力 |
キーボードやマウスの代わりにアイコンの選択や文字入力をペンによる操作で行うこと。 |
| タブレット |
専用の台やディスプレイ等の上でペンを移動することでその軌跡を入力することができるデバイス。「tablet」は「書字板」の意味。 |
| タブレットPC |
ペン入力方式PCの1つ。ディスプレイ上にタッチパネルが配置されており、画面が入力部となる。 |
| PDA |
パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistants)の略。情報携帯端末とも呼ばれる個人向けの情報管理ツール。 |
| 額縁 |
絵画や写真を展示するための道具。枠や背面板、表面を保護する透明板で構成され、作品保護の機能が求められる。 |
| ドライコーティング |
金属や非金属を高真空化で蒸発またはイオン化して基板表面に凝着させる製造方法。
例:蒸着、スパッタ、イオンプレーティング。 |
| 蒸着 |
金属や非金属の小片を高真空中で蒸発させて、基板表面に薄膜として凝着させること。 |
| スパッタリング |
イオンをターゲット表面に衝突させて、ターゲット表面の原子、分子を蒸発させて基板に沈着させる方法。 |
| ウェットコーティング |
モノマーや高分子の溶液を基板上に塗布して乾燥・硬化させる製造方法。
例:スピンコート、ディップコート、ロールコート。 |
| スピンコート |
液体を塗布後、基材を水平に回転させて塗膜を形成させる塗工方法。 |
| ディッピング |
静止した液体槽から基材を垂直に引き上げる塗工方法。フリーコーティングともいう。 |
| 映り込み |
ディスプレイ表面に背景が反射している状態。 |
| ドライアイ |
目が乾く感じを訴える症状。結膜から涙が出なくなるのが原因である。正式には「眼球乾燥症」という。 |
| 眼精疲労 |
「目が疲れる」という症状のこと。目が痛い、疲れる、頭が痛い、肩がこるなどの症状がある。 |
| 視認性 |
映像または表示物を正確に認識できる度合い。 |
| 屈折率 |
光が真空中を進む速度と物質中を進む速度の比で、物質固有の値。 |
| フッ素樹脂 |
フッ素原子を含む有機高分子の総称。代表的なのはポリ4フッ化エチレン(PTFE)など。一般的に屈折率が低い。 |
| ラミネーター |
フィルムを対象とする物に貼り合わせるための設備。 |
| ラミネート |
フィルムを対象とする物に貼り合わせること。多くの場合、その手段として粘着剤、接着剤が使用される。 |
| 飛散防止 |
ガラスなどが破損したときに、破片が飛び散らないようにすること。PETなどの高強度のフィルムを貼り合わせることが多い。 |
| 紫外線(UV) |
波長約400nm以下の光で、有機物の劣化の一因となる。そのため芸術品の保護には紫外線カット機能を必要とする。 |